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WordPressカスタマイズについて

  • 2026/02/25
  • WEB

WordPressカスタマイズについて
― 更新しやすさとセキュリティを両立するために ―

ホームページ制作において、「更新のしやすさ」は非常に重要な要素です。
その点で、多くの企業サイトに採用されているのがWordPressです。

更新性が高く、専門知識がなくても情報発信ができる優れたCMSですが、実際の運用を通して見えてくる課題もあります。

WordPressの良さ

更新しやすく、運用しやすいCMS

WordPress最大の魅力は、お知らせやブログを自社で簡単に更新できる点です。
管理画面から直感的に投稿できるため、

  • お知らせ
  • ニュース
  • 実績紹介

などをタイムリーに発信できます。
制作会社へ都度依頼する必要がなく、運用コストを抑えられるのも大きなメリットです。

実際の運用で見えてきた課題

以前、ホームページを納品したお客様から「投稿がしづらい」というご相談をいただいたことがあります。
詳しくお話を伺うと、スマートフォンから更新されているとのことでした。

改めて考えてみると、ホームページ自体はスマホ対応(レスポンシブ)にしているものの、“更新作業がスマホで行われる”ことまで十分に想定できていなかったのです。

実際にスマホで管理画面を操作してみると、確かに操作しづらい。
WordPressは高機能な反面、小さな画面では操作が煩雑になりがちです。

カスタマイズという解決策

カスタム投稿+フロントエンド投稿の導入

お客様が実際に更新されているニュースを確認すると、レイアウトや文章構成に一定の規則性があることが分かりました。
であれば、「専用の投稿形式を用意すれば、もっと簡単になるのではないか」という発想に至りました。

そこで行ったのが、

  • カスタム投稿タイプ
  • カスタムフィールド

の活用です。

カスタム投稿のメリット

  • 入力項目をあらかじめ用意できる
  • レイアウトの崩れを防げる
  • 誰でも迷わず投稿できる

さらに、スマホ操作の負担を軽減するためにフロントエンド投稿(管理画面を使わない投稿フォーム)も導入しました。
これにより、ホームページ上のシンプルな入力フォームからスマートフォンでも直感的に投稿できる環境を構築できます。

結果として「投稿しづらい」という課題は改善され、更新頻度の向上にもつながると期待されます。

ただし――
便利にするほど、セキュリティ設計はより重要になります。
「使いやすさ」と「安全性」は、必ずセットで考える必要があります。

WordPressとセキュリティ

WordPressは世界中で利用されているCMSであるため、攻撃対象になりやすいという側面もあります。
実際に、

  • サイトの改ざん
  • 不正なリダイレクト

といった被害のご相談を受けることもあります。
突然サイト表示がおかしくなると、慣れていない方であれば大きな不安を感じてしまいます。

復旧だけでは不十分なケースも

バックアップからの復元は一般的な対応ですが、それだけでは解決しない場合も少なくありません。
攻撃の痕跡が残っていると、復元後も再び不正アクセスを受ける可能性があります。

そのため、

  • 全パスワードの変更
  • 管理ユーザーの見直し
  • 不要プラグインの削除
  • セキュリティ対策の強化

といった、徹底した対応が必要になります。
WordPressは便利な反面、「適切なセキュリティ対策を前提に運用するCMS」であることを強く認識しておく必要があります。

セキュリティリスクを減らす選択肢

ヘッドレスWordPressという考え方

WordPressの更新性を活かしながらセキュリティリスクを軽減する方法の一つが「ヘッドレス化」です。

ヘッドレス化とは

WordPressを「投稿・管理専用CMS」として利用し、表示部分(フロント側)を別システムで構築する方法です。
つまり、公開サイトとWordPress本体を分離する構成です。

ヘッドレス化のメリット

  • セキュリティの向上
    公開側と管理側を分離することで、直接的な攻撃リスクを低減できます。
  • 表示速度の向上
    フロント側を最適化できるため、高速表示が可能になります。
  • デザイン・表現の自由度向上
    テーマに縛られず、高度なデザインやアニメーション実装が可能です。

ヘッドレス化のデメリット

  • 開発コストが上がる
  • 保守に専門知識が必要
  • 構成が複雑になる

すべてのサイトに最適とは限りませんが、更新頻度が高いサイトや、セキュリティを重視する企業サイトには有効な選択肢です。

まとめ

WordPressは非常に優れたCMSです。しかし「作って終わり」ではありません。

  • スマホで更新するのか
  • 誰が更新するのか
  • どの頻度で更新するのか

これらを想定した設計が重要です。
カスタム投稿やフロントエンド投稿の導入によって、本当の意味で“更新しやすいホームページ”が実現します。

そして同時に、セキュリティ対策は必須です。
更新性と安全性の両方を考慮した設計こそが、長く安心して運用できるWordPressサイトにつながります。

実務上も、「更新設計」と「セキュリティ設計」は必ずセットで考えるべきだと強く感じています。

WordPressのカスタマイズやセキュリティ対策でお困りではありませんか?
使いやすさと安心を両立した運用環境を一緒に作り上げましょう。

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